Mr.ユリナー(ミスターユリナー)が誕生した経緯は?

 

頻尿が原因で試作したMr.ユリナーの起源となった手作り尿器
  • 尿もれ・頻尿に困った当事者が考案
  •  それはある日のこと。突然、おむつ生活を強いられた74歳のKさんは、羞恥心や屈辱感、絶望感など複雑な感情とおむつの気持ち悪さゴミの多さに悩まされていました。
  •  なんとかして改善したいと思ったKさんは、ありとあらゆる市販の排尿用具を自身で探し、そして購入し試しました。しかし、いまいち自身にあう尿器が無いことに苛立ちを感じていました。どうにかして今の状況を変え、昔のように「トイレを気にせず皆と同じようにアクティブに外出したい!」気持ちはあきらめきれず。悶々とした日々を過ごしていました。
  •  そんな中、いつものように夕食の時間になり、食卓に行くと、テーブルの上にさりげなく置かれた「マヨネーズチューブ」に目が留まり、それを見た瞬間にKさんは電光のように頭に閃きました。「このマヨネーズチューブをスパッと切って、ジョウゴのように集めてしまえばいいじゃないか?」と。それ以来、買ったマヨネーズの数はマヨラーを超え、食べて空にして試作して。何度も何度も試作・改良を繰り返す。失敗しては、また試作。こうして2年が過ぎ、世界に一つだけのマヨネーズ尿器が誕生しました。
  •  こうして作った尿器は独自創造性が認められ特許を取得(左)。そしてまわりの友人に配ったところ、「実はわたしも誰にも言えず相談できずに困っていた」とマヨネーズ尿器を愛用。クチコミでファンが増えていきました。

 

2018年07月03日