なぜトイレが近くなるの?理由は何?QA方式(後編)

なぜ「トイレが近いの?」よくある疑問に答えます

こんにちは。排泄用具メーカー朝日産業の広報担当です。先回に続きまして、なぜ「トイレが近いの?」に関する素朴な質問をQA方式で回答していきたいと思います。

電車やバスに乗ると不思議なくらいトイレが近くなる

 

質問:前立腺肥大症がひどく、手術を受けたが、夜間頻尿が改善されません。どうしてなの?

回答:まず言えることは、「夜間頻尿の原因は前立腺肥大症だけではない」ということです。
前立腺のない女性も高齢になると夜間頻尿になることがあります。夜間頻尿は多くの原因が集まって発症しますが、最大の原因といわれているのは「加齢」なのです。
前立腺肥大の手術を受けられたのであれば、前立腺肥大による尿路閉塞の影響は除かれていると思います。
ほかの原因を突き止めるためには、やはり排尿日誌をキロクして、泌尿器科を受診されることをお薦めします。例えば、その結果によって多飲が原因であったりなど解決できるケースが多々あります。
そのほかに、睡眠障害も夜間頻尿に大きく関係しています。寝室を真っ暗にしたり、寝具を変えてみるなど、適正な睡眠をとれるような工夫をしてみてください。
なお、血糖値や血圧に問題があっても夜間頻尿に影響する可能性がありますよ。とにかく泌尿器科に行ってみることをお薦めしております

過活動膀胱と診断される

 

質問:排尿日誌のつけかたを教えてください。

回答:まず、排尿日誌の目的は、1回の排尿量、排尿の間隔、1日の排尿量の3つを明確にして、ふだんの排尿パターンを知ること
ですから、原則まる1日、朝起きてから翌朝起きるまでの排尿状態を記録することです。
でも、1日だけでは、たまたまその日が、いつもより水分摂取量が多すぎたり、逆に少なすぎたりすることもあるので、3-4日間、続けて記録することをお薦めしております。
頻尿などの症状に困って、泌尿器科を受診することを決めたら、その前に排尿日誌をつけて提出すると、とてもよい診断材料となりますよ。
排尿日誌の雛形は、インターネットで検索するとたくさん出てきますから、どれでも良いので、ひとつ選択して記録してみてください。
なお、排尿の量や回数を記録するだけでなくて、計尿カップに採取した尿が混濁していないか、血液がまざっていないか、色が濃すぎないかなどをチェックして、気になることがあれば排尿日誌に記録して、泌尿器科の医師にみてもらうとよいと思いますよ。

 

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質問:「排尿日誌から水分のとりすぎ」による頻尿であることが判明。1日の排尿量を1,000ml-1,500mlくらいにするには、どのくらいの水分をとればよいのでしょうか?

回答:「適正な排尿量にするための水分摂取量」はよくあるご質問です。それは一概に言えなくて、例えば夏の暑い日に汗をたくさんかけば水分は汗で放出されてしまいます。運動の影響も受けるはずです。
単独で飲む水分以外に、食事の量や質によっても水分摂取量は違ってきますよね。なので一言で「○○mlの排尿量にするためには、○○mlの水分を摂取しましょう」とは、いえません

 健康な人であれば、間違いないのは「のどが渇いたら水分をとればよい」ということです。過剰にとる必要はありませんので、体が欲している分だけ水分摂取すればよいです。また「いつもより排尿量が少ない」と感じたら、小まめに水分を摂取するようにするくらいでokです。
 なお、一般的には70歳以降のお年寄りは、のどが渇いたというサインが脳に行きにくくなるため、脱水ぎみになっても気付かないで、水分を取らないケースがあります。だからといって、ガブガブ水を飲むようだと、すぐに頻尿になったり、夜間多尿・夜間頻尿になりますので、食事やおやつのときに、小まめに水分を取るといった習慣をつけるとよいかもしれませんよ。

「抗コリン薬」といっしょに飲んではいけない薬

 

質問:ウーロン茶やコーヒーなど、特定の飲み物を飲むと頻尿になります。1回の排尿量はとても少ないのですが、急な尿意に我慢ができなく、悩んでいます。

回答:たとえば間質性膀胱炎では、コーヒーやアルコール、柑橘類や辛いものなどをとると、頻尿や膀胱痛が増すことがあります。これには、膀胱の周囲を覆う粘膜の浸透性が高まって、尿中の刺激物が膀胱の周囲の筋肉に染み出るためです。
 間質性膀胱炎と診断されていなくても、コーヒーやウーロン茶などを飲むと頻尿になるなら、多少、膀胱周囲の粘膜が弱い人なのかもしれません。これらの飲み物は控えたほうがよいでしょう。飲み続けると、症状が進む可能性すらありますので。過活動膀胱の大きな要因は加齢です。ムダな水分摂取によっても頻尿になったりします。もともと、頻尿や失禁に困っていなかった人が、年齢を重ねたり、生活習慣が変わったり、前立腺肥大などで頻尿になることがありますよね。

 忘れてはいけないのが、頻尿や過活動膀胱・夜間多尿や夜間頻尿になった事に対しては「必ず原因がある」ということです。とにかく排尿日誌を記録し、評価することが最低限必要で、そこから判断できる情報と対策(予想)は多々あります。
 トイレが近く、頻尿になった。夜間頻尿で眠れなくなった。といって単に一人で片付けないで、自身の生活習慣、そして膀胱と付き合えば、必ず解決策は見つかります。その対策のなかに、薬であったり、手術であったり、場合によっては排泄用具を利用したりといった選択肢があるのだと、私達は考えています。

「おしっこ」を我慢すると「細菌性膀胱炎」になるのか

 

 

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2019年05月12日