トイレが近い理由は何?QA方式(前編)

「トイレが近いを助けて!」素朴な疑問

こんにちは。排泄用具メーカー朝日産業の広報担当です。今日は、弊社の集尿器Mr.ユリナーやダンディユリナーを購入された方や、検討されていられる方からの、「トイレが近いこと」に関する素朴な質問を回答していきたいと思います。

電車やバスに乗ると不思議なくらいトイレが近くなる

 

質問:家にいるときは、トイレが気にならないけれども、電車やバスに乗ると不思議なくらいトイレが近くなります。なぜでしょうか?何か対策はないのでしょうか?

回答:「外出先でのトイレが気になる」という人は、貴方だけではありません。
問題はその程度で「ちょっとトイレに行きたいな」と思っても、ほかのことに気をとられているうちに、トイレに行きたいことを忘れるなら、それは正常です。
これが、トイレのことで頭がいっぱいになり、行動に支障をきたすようであれば、心因性(神経因性:精神的な原因)の頻尿(頻繁に排尿したくなること)に近い状態ということになりますよ。
どの程度の頻度でトイレに行きたくなる(トイレが気になる)のかは、人によって感じ方が違いますが、バスや電車に乗る前にトイレに行っておく、電車に乗ったあとに尿意を感じたら本や新聞を読むことや外の景色を見ながら他事を考えるなど、できるだけ気持ちをトイレからそらすように行動すると良いかもしれません。

過活動膀胱と診断される

 

質問:過活動膀胱と診断され、抗コリン薬を泌尿器科から処方されて飲みはじめました。どのような感じで効果は現れるのですか?必ず効くのですか?

回答:過活動膀胱には抗コリン薬を服用することは、ほぼお決まりのパターンです。
抗コリン薬には、アセチルコリンという神経伝達物質が膀胱の筋肉に働きかけるのをブロックする薬です。
抗コリン薬によって、膀胱が勝手に収縮するのを和らげますので、したがって尿意切迫感を軽くする効果があり、それにより排尿回数を減らします。
効き方には個人差があって、おおよそ5割くらいの人にはよく効いて、残りの5割のうち2~3割の人はやや尿意切迫感の症状が改善されます。でも残念ながらまったく効果がない人もいます。
抗コリン薬の効果が現れると、それまで1日8回以上トイレに行っていた人が、1日4回くらいになることがあります。
抗コリン薬を飲んでから尿が出る勢いが悪くなったり、1回の排尿量が少なくなったりした場合は、膀胱の収縮力が弱くなって残尿(膀胱に尿が残ること)の可能性がありますので、残尿測定をしてもらったほうがよいです。排尿の回数が減っても、排尿の勢いが以前と変わらずに、1回の排尿量が減っていなければ、排尿の状態が適正化したという判断となりますよ。

 

いつでもどこでも「気軽にトイレ」 男性用集尿器は「Mr.ユリナー」

ズボン中に隠しいれるトイレ。 「立位」と「座位」で使用できます。

日常生活給付用具(収尿器)の支給対象です

男性用集尿器Mr.ユリナー装着イメージ

 

質問:過活動膀胱の治療薬の抗コリン薬の副作用で、重篤なものがあれば教えてください。

回答:閉塞隅角緑内障にかかっている人は、最悪の場合、失明するおそれがあるので、抗コリン薬は禁忌です。
閉塞隅角緑内障にかかっていることに気がつかないまま、抗コリン薬を飲んだ場合は、目が痛くなることがあるので、目に痛みを感じたら、すぐに抗コリン薬の服用を中断して、泌尿器科に相談すべきですから、このことだけは、必ず確認してください。
そのほかには、10万人に1人くらいの割合で、認知機能に異状をきたすことがあります。
抗コリン薬は、「アセチルコリン」という神経伝達物質が膀胱の受容体と結合するのを遮断することで、頻尿や尿意切迫感を改善する効果があります。ごくまれですが、抗コリン薬が脳の中に入り込んで、脳内のアセチルコリンを枯渇させ、認知機能に影響を及ぼします。
ほんとうにまれなことではありますが、抗コリン薬を飲み始めてから、昨日まで覚えていたことを忘れてしまう、夜中に意味不明の言動があるなどの症状が出たら、服用をやめて主治医に相談すべきですよ。

「抗コリン薬」といっしょに飲んではいけない薬

 

質問:過活動膀胱を改善する「抗コリン薬」といっしょに飲んではいけない薬は?

回答:「抗コリン薬」の飲み合わせによって大きな副作用を起こす薬は確認されておりません。
しいて言われているのは、排尿を促すジスチグミン(ウブレチドなど)という薬には、アセチルコリンを増やす作用があります。
この薬といっしょにアセチルコリンを遮断する抗コリン薬を飲んでも、双方の薬の効果が相殺され、服用の意味がなくなってしまうのでご注意を。

「おしっこ」を我慢すると「細菌性膀胱炎」になるのか

 

質問:「おしっこ」を我慢すると「細菌性膀胱炎」になると聞き、「おしっこ」を我慢しないようにしているの。1日に何度もトイレに行かないといけないようになって、とても不便。改善策は?

回答:細菌性膀胱炎を引き起こす細菌は尿道口から侵入して、ほとんどが膀胱にたどりつく前に排尿によって流されるようになっています。
そのため、尿意を我慢して排尿の間隔が空くと、細菌が尿で流されにくくなって、細菌性膀胱炎にかかりやすくなると(言われています)。
その伝わり方や解釈の仕方が間違ったことで「おしっこ」は我慢していけないといわれるようになったのでしょう。
しかし、少し尿意があるからといって、すぐにトイレに行く習慣をつけると、体が尿意を我慢することを忘れてしまい、本来ならば伸び縮みする膀胱が硬くなって、じゅうぶんな尿を貯めることができなくなってしまいます。それが過活動膀胱のきっかけとなったりします。過活動膀胱の予防のためには「尿意はほどほどに我慢」することが大切なのです。
細菌性膀胱炎が心配なら、水分を多めにとって、1日の排尿量を増やすように心がけたほうが、よっぽど良いと思いますよ。

夜間多尿、夜間頻尿の方に朗報!

ひと手を借りずに、寝たまま排尿できる集尿器「ダンディユリナー」

日常生活給付用具(収尿器)の支給対象です

男性用集尿器ダンディユリナー収尿器ダンディユリナー商品画像

 

カテゴリタグ: #トイレが近い #前立腺肥大の薬 #過活動膀胱の対策 #過活動膀胱の抗コリン薬

2019年04月16日