前立腺肥大・排尿障害の対策と治療薬

前立腺肥大・排尿障害の対策と治療薬

こんにちわ!今回は頻尿や尿漏れの原因のひとつである前立腺肥大の治療薬について整理していきたいと思います。集尿器Mr.ユリナーを日頃から使っているお客さんにも前立腺肥大による過活動膀胱に日々悩まされている人がいらっしゃいます。前立腺肥大は治療薬で解決する場合もありますが、治療薬の効果が低い、前立腺が肥大しすぎて、手術が必要な人など様々です。基本は薬物治療となりますから、前立腺肥大の治療薬の知識を少し入れておきましょう。

集尿器Mr.ユリナー

 

前立腺肥大の治療薬といえば「α遮断薬」「抗コリン薬」「5α還元酵素阻害薬」

頻尿や尿漏れ、尿道狭窄を引き起こす可能性のある前立腺肥大症の治療では、膀胱の出口に存在するα受容体(あるふぁじゅようたい)を遮断する「α遮断薬」がまず用いられます。

前立腺肥大の治療薬

「α遮断薬」によって過活動膀胱の症状(尿意切迫感、切迫性尿失禁)が解消することがあります。

それでも尿意切迫感が残った場合は、残尿量が増加しないかを確認しながら「抗コリン薬」を併用することがあるのです。

また、肥大した前立腺全体を小さくする治療もあって、これには「抗アンドロゲン薬」が使用されます。

前立腺肥大による影響

「抗アンドロゲン薬」によって、前立腺が二割くらい小さくなるともいわれています。しかし、この薬を服用すると、「前立腺がん」の腫瘍マーカー(ガンになると血液中にふえ、ガンの診断の指標となる物質)であるPSAの値が下がるので、前立腺ガンの検査をしても正しい判断ができないこともあるので注意が必要です。そのために、あえて「抗アンドロゲン薬」を使わない泌尿器科のお医者さんもいます。

なお、最近発表・発売された「5α還元酵素阻害薬」は、前立腺を小さくする作用があるのに加えて、PSAの値も倍にして計算することが可能なため、ガンの判断が正しくできて、長期的にも有効的との意見がありますよ。

前立腺肥大の治療・頻尿などの排尿障害に「漢方薬」なの?

頻尿や排尿障害には漢方薬

頻尿などの排尿障害には「猪苓湯(ちょうれいとう)」という漢方薬がよく使われます。抗コリン薬を処方する前に漢方薬で様子を見ることがありますが、軽い頻尿なら治ることが少なくありません。

そもそも漢方薬はいくつかの生薬(漢方薬の原材料)を組み合わせて処方されるため、漢方薬はどの成分が過活動膀胱の症状に効くのかはハッキリわかりません。総合的に排尿の状態を整えるという意味で使われることがほとんどでしょう。

また、頻尿などの排尿障害は、薬に対する「プラセボ効果」が強いことがわかっています。「プラセボ効果」とは、偽薬を処方しても、薬だと信じ込むことによって、何らかの改善が見られることです。実際のところ、漢方薬にもプラセボ効果も期待して処方されることも少なくありません。

その他にも、泌尿器はじめ専門医が病態にあわせていろいろな薬剤を使用して、前立腺肥大による過活動膀胱、頻尿、切迫性尿失禁を解消しようとしていきます。

「過活動膀胱」「頻尿」の自覚があったら、排尿日誌をつけてみよう

頻尿の分析は排尿日誌

過活動膀胱や頻尿の治療は薬だけではありません。頻尿や尿失禁の対策として「行動療法」も行っていくことをお薦めいたします。

特にお薦めしたいのが、排尿日誌を記録すること。「トイレが近くて困る」「トイレが近いので外出が心配」と訴えている人のなかには、実は大量の水分や利尿作用のある飲み物を摂取しているために頻尿となっている人がいます

頻尿や尿漏れなど排尿に関するトラブルで困ったら、泌尿器科へ受診する前に「排尿日誌」をつけてみて、自身の水分摂取量と排尿量・蓄尿量の記録をとって、視覚的に評価できるようにしてみましょう。

排尿日誌(排尿パターン)をつけることのメリット

排尿日誌のメリット

排尿日誌を記録すれば、一回にどのくらいの尿が出て、トータルで一日にどのくらい排尿されているのかが、わかります。

尿管結石や細菌性膀胱炎などの病気でなければ、一日の排尿量は約1,000ml~1,500mlあれば充分です、しかしそれ以上の排尿量がある場合は、水分を摂取しすぎているという判断もできます。

また、排尿日誌をつけることで、自身の最大蓄尿量(膀胱にためておける最大の尿量)を知ることができます。朝起きて一番はじめの排尿量が最大蓄尿量の目安になりますので、例えば、朝起きたときに400mlの排尿があって、一時間後の排尿量が300mlであったなら、「まだあと100ml」膀胱に尿を溜めることができるということがわかります。この判断は膀胱訓練の指標にも繋がりますが、まずは自身の最大蓄尿量を知ることで、尿意を感じても「まだトイレに行かなくても大丈夫」という自信と安心にもつながって、あわててトイレに駆け込むこともなくなります

また、排尿日誌を記録するときは、いったん容器に尿を入れて排尿量を量るために、必ずその際に自身の尿を見ます。

排尿量を記録する排尿日誌

自身の尿を見ることで、尿が濁っているのか、尿が澄んでいるのか、尿の色が濃いのか薄いのかといった状態もわかります。尿が濁っていたり血液が混ざっていたりすれば、細菌性膀胱炎や尿路結石、もしくは「膀胱ガン」の可能性もあります。尿の色が濃ければ濃縮尿で、水分摂取量が少ないことがわかります。

排尿日誌は起床時がら翌朝の起床時までを記録して、可能であれば3日間から1週間くらい記録してみましょう。夜間の尿量も量ることで、夜間多尿かどうかも判断できるメリットがありますよ。

なお、例外ではなく長期にわたって排尿日誌をつけることで、排尿の状態が正常になることもあります。ある事例では複数の過活動膀胱の人に本物の薬と偽薬を飲んでもらって、それぞれ排尿日誌を記録してもらったところ、偽薬を飲んでいる人まで排尿の状態が正常になったというのです。まさに排尿日誌は「評価法」でもあって「治療法」でもあるということと、頻尿などの排尿障害は、薬に対する「プラセボ効果」が強いことがいえた実験だと思います。


排尿日誌はどうやって記録するの?
夜間頻尿も排尿日誌で分析を

排尿日誌は、1週間くらい記録したほうが良いとされてきましたが、実際には3日~4日間くらいの記録があれば、排尿の状況は十分に把握できます。平日は忙しいといった人には、週末の2日間記録し、次の週末に2日間記録するといった方法でも問題ありません。

排尿日誌は起床直後から翌日の起床までの記録が、1日の排尿記録になります。夜中トイレに起きたときも、忘れずに必ず排尿日誌に記録するようにしてください。

排尿記録する内容は、排尿をした時間、排尿量、尿意切迫感や尿失禁(尿漏れ)があったか否かのほかに、備考として「尿の色」や「尿のにごり具合」「水分摂取量」なども書き込んでおくと、自分の排尿状態や体調などをより明確に把握することができます。

排尿日誌の記録をチェックしよう
トイレの回数や量の分析方法

排尿日誌をつけたら、一回の排尿量、排尿間隔(排尿から次の排尿までの時間)、一日トータルの排尿量、水分摂取量を評価してください。

一日の排尿量が500ml以下の人は、明らかに排尿量が少なく、1,000ml未満ならやや少なめと判断できます。1,000ml~1,500mlくらいなら総排尿量としては問題ありません。極端に多い排尿量が2,000ml以上は無駄な尿と判断できます。

一日の人間の必要な水分量は約2,500mlといわれています。そのうちの約2,000mlは食事からとり、残りの500mlをお茶や水として摂取すれば十分な水分摂取量になります。

排尿量のコントロールとトイレとの付き合い方

発汗量の多い夏はもっとたくさんの水分を摂取するでしょうが、一日に2,000ml以上の尿が出るのであれば、水分のとりすぎです。排尿日誌に記録した一日の水分摂取量をみて、一日のトータルの排尿量が1,000ml~1,500mlになるように水分量をコントロールするよう、心がけることをお薦めします。

ただし、水分摂取量にも一概に言えなくて、注意が必要です。細菌性膀胱炎や尿路結石など、たくさんの水分を摂取して尿量をわざと増やし、細菌や結石を洗い流したほうが良い人で、排尿量が1,500ml以下であれば、それ以上になるように無理やり水分をとりましょう。

また、コーヒーや緑茶、アルコールなど、特定の飲み物を飲むとトイレが近くなる人は、それらを飲んだあと、どのくらい排尿間隔が短くなるのかも排尿日誌の記録でわかります。

排尿日誌を記録して評価することは、自身の下部尿路機能の見える化、評価とその対応ができる基本となるので、全ての排尿は「排尿日誌から」と言っても過言ではありません。皆さんもぜひ、排尿日誌を記録して自身の排尿機能を評価してくださいね。

頻尿・尿漏れ対策に74歳の方が考案した集尿器「Mr.ユリナー」

収尿器Mr.ユリナーとは、「ズボンの中に隠し入れるトイレ」

 

 

いつでもどこでも、誰にも気付かれず、ズボンを履いたまま「おしっこ」ができます

  • 急な尿意が心配で気軽に旅行や映画館に行けない
  • 長時間の移動、遠出を控えてしまう
  • 心因性頻尿、神経性頻尿である
  • トイレまで我慢できずに漏れてしまう(切迫性尿失禁)
  • トイレに間に合わず途中で漏らしてしまう(機能性尿失禁)
  • 他の排泄・排尿・採尿用具を使っていたが、スキントラブル等で悩んでいた
  • 都合上、トイレに行けない(トイレが無い)環境、状況である。(警備員などの屋外作業者)
  • 釣り船に乗ったときのトイレ
  • 飛行機の中のトイレ
  • 頻尿だから海外旅行中のトイレが心配
  • バス旅行や電車旅行など、公共交通機関での旅行が心配

 

 

外出先の携帯トイレMr.ユリナー

そう、Mr.ユリナーは、トイレが近い頻尿の人や、急な尿意に我慢ができない人だけでなく、トイレに行けない環境の人や、気分気持ちでトイレが近くなり心配な人など、その人それぞれの「トイレの悩みに応える商品」なんですよ。

 

排泄用具は「おむつ」だけでなく、集尿器といった選択肢もあるので、知識の中の一つに入れておいてくださいね~

カテゴリタグ: #前立腺肥大と過活動膀胱 #前立腺肥大対策 #尿失禁対策 #脱おむつ #Mr.ユリナー

2019年02月13日