外出中のトイレの心配をなくす工夫

車椅子利用者さまの、外出先トイレ対策の工夫を紹介

 こんにちわ!先日、車椅子利用者さまが、Mrユリナーを工夫して、外出時のおしっこを捨てるのがとっても楽になったということで、早速教えていただくために訪問して参りました!

今までは付属の集尿ボトル350mlタイプを使って、貯まった尿を都度トイレに流していましたが、集尿ボトルのかわりに、病院で売っている尿袋をセット。(下写真の右が改造後)

出したおしっこは、尿袋に貯まります。こうして貯まった袋を、いつものようにワンタッチキャップの部分から取り外すだけ。(下の写真)足首あたりまで手が届かないので、ズボンの裾を引っ張りあげて、Mrユリナーを手繰り寄せ、キャップを外して尿袋を外します。

尿袋は、病院の売店に「尿袋ください」と言うと、出していただけるそうです。スーパーマーケットのビニール袋では、漏れる場合があるのでご注意ください。

車椅子の利用者さまは、外出中のトイレにはユニバーサルトイレを探して、排尿している方や、尿瓶や空き缶をこっそり持ち歩いて、男性用トイレで排尿される方など様々。

Mrユリナーは、男性のトイレが近い悩みを解決する集尿器。ズボンの中にセットしておくだけで、トイレの場所を気にせず、気軽に外出ができます。前立腺癌の術後の後遺症のひとつ。尿漏れや頻尿対策にもお使いいただけますよ。

注意:今回ご紹介させていただいた、工夫は、その都度集尿タンクを洗う必要がなく、非常に有効的な改良(工夫)ですが、2つほど注意がございます。一つ目は、尿袋におしっこが溜まってくると、袋自体が重くなりますので、バンドを使うなどして足に固定されることをお薦めいたします。ただし、車椅子の方は常に座った状態ですので、今回のユーザー様のように尿袋をバンドなどで固定する必要は無いかもしれません。二つ目は、尿の流れが悪くなります。もちろん袋を押さえた状態では尿袋が膨らむことができずに、おしっこの流れが悪くなってしまいますのでご注意くださいませ。

 このように工夫されたことで、今までは外出先のトイレが心配で遠出を控えがちでしたが、Mrユリナーをズボンの中に入れておくことで、いつでも排尿できるという安心感から、今まで以上に行動範囲が広くなり、よりアクティブな日々を過ごすことができるようになったと、喜んでお話いただいて、嬉しかったです。

またひとり、外出のトイレを気にせずにアクティブ生活を送れるようになったユーザー様が増えて、ほんとうに嬉しいです。開発してよかったです!

これからも、みなさまのMrユリナー工夫をお待ちしております!今後とも何卒よろしくお願いいたします

2018年08月11日